BLOG

プログラミング

2021/12/12

ZeroPlusに入った感想

 


 前回は、私がプログロミングを始めた経緯を綴りました。
 読んでない方がいれば、是非こちらも読んで頂けると嬉しいです。

   

 

 
 今回は、私がつい先日卒業したプログラミングスクール『ZeroPlus』について、正直な感想を話していきたいと思います。

 

 

 

ZeroPlusとは?

 まず、『ZeroPlus』の概要について軽く説明します。

会社名:ZeroPlus

運営会社:株式会社TOMAP

特徴:フリーランス特化のプログラミングスクール

学べるスキル:HTML / CSS /JavaScript / jQuery / WordPress / WebDesign(Adobe XD)

受講料:492,800 ~ 657,800円 (税込)

コース:①オフライン池袋校
            ②オンライン集団
            ③オンライン個別

HP : https://zero-plus.io/

  

  

  

入った理由

 私は徹底的に自己分析を行った結果、本格的にプログラミングを勉強する決断をしました。しかし、経済学科に通う私の周りに、プログラミングをやっている人は1人も居ません。ネットで調べてprogateを始めるというテンプレの流れに乗りましたが、その先の学習の進め方が全く分かりませんでした。

 私は将来において、明確に進むべき大きな矢印と、その矢印上に短いスパンで小目標を設けています。未来が簡単に変わることは十分承知の上で、ある程度先を見据えて行動したい。とにかく心配性で優柔不断人間です。プログラミングを始めるにあたっても、「全力で突っ走ったが、そもそもその道が間違っていた」という状態に陥る懸念が強くありました。

 そのため、効率よくプログラミングを勉強できると同時に、就活支援やキャリアプランなどの面でもサポートが手厚いZeroPlusに魅力感じました。

 これが、私のZeroPlusに入った経緯です。

  

  

 

結論

  先に結論を述べると、私はZeroPlusに入って本当に良かったです。

 プログラミングのスキルは、半年で想像していた倍以上に身に付けることができました。しかし、私がZeroPlusに入って良かったと思える1番の要因は、プログラミングスキルの習得とは別にあります。

 ここからは、実際に『文系大学生の私自身』がオフライン池袋校を受講した感想について書いていきたいと思います。

  

  

 

良かったこと

■Web制作に特化

  ZeroPlusはWeb制作に必要なスキルを、効率良く学ぶことができます。実際にカリキュラムを受講し終えて、Web制作スキルは一通り習得しました。また、特別講義で案件獲得のための営業特別講義やライティング特別講義などもあるので、フリーランスを目指す人には最高の環境だと思います。

 

■フリーランス特化型は大学生に最適

 心配性な私はプログラミングスクールに入ると決めてから、とにかくスクールの情報を調べ漁りました。色々見てみると転職支援を大々的に売り出しているスクールと殆どで、大学生の私には向きませんでした。一方のZeroPlusは、フリーランス特化型と他とは少し特殊でした。フリーランスという事は、個人で案件を獲得する営業力から実際に案件を作成するプログラミングスキルまで全てがに身につくということです。大学生の内に個人で稼いだ実績を持っておくのは、就活をする時に大きな強みになると思います。

 

■就職支援が凄い

 ZeroPlusには、ZeroPlus Careerというサービスがあります。これは、プログラミング学習の計画から人生設計まで、なんでも無料で相談することができます。私は入ってすぐに面談を申し込み、ZeroPlusを受講した先の進路を相談しました。そのお陰で初めからプログラミング学習をする上での明確な目標を持ち、それ向かって効率良く学習を進めることができました。ZeroPlus Careerは卒業した後でもサポートを受けられるので、入ったのが就活の時期ではない人でも利用できます。

 また、最近は就活生に向けたキャリアイベントも、頻繁に開催されています。そのためZeroPlusはこの業界に就職したいと思っている人に限らず、就活生全員にとって良い環境だと思います。

  

■同期ができる

   知識0で飛び込んだ私にとって、プログラミングは1人で黙々とパソコンに向かってやるものだと思っていました。しかし、ZeroPlusに入ると高校のようなクラスがあり、一緒に勉強を始める同期ができます。ZeroPlusでの授業が終わった後は、毎週レンタルスペースを借りてそのまま勉強会をしていました。周囲に同じタイミングでスタートした人がいることは、プログラミング学習を進める上でとても良い環境でした。

 

■大学生が多い

 私が入ったオフライン34期生は、全員が大学生でした。そのため、プログラミングだけでなく、大学のことについても色々話すことができました。私は大学の先輩と話す機会が全く無かったので、ZeroPlusで大学3.4年生の人から就活の話などを聞けて刺激になりました。

 

■コミュニティーに入りやすい

 ZeroPlusには、毎月交流会があります。その交流会には、卒業した現役フリーランスエンジニアの方や案件を獲得している先輩方も参加されます。また、誰でもZeroPlusというコミュニティーがあり、一緒に勉強したり先輩に質問できるスペースがあります。そこで教えて頂いた情報やスキルは、1人で黙々と学習していたら絶対に得られませんでした。プログラミング学習において、情報を共有できるコミュニティーに入るのはスキルアップに重要だと身に染みて実感しました。と言いつつ私は未だに中々予定が合わず、交流会には1度しか参加出来ていませんが…。

 

■講師の方が優しい

 ZeroPlusの皆さんは全員いい意味で、ラフに明るく話してくれます。講師の方が授業終わりに「この後、みなさんで勉強会とか行くんですか?」などと声を掛けて下さることで、受講生同士が仲良くなるきっかけを作ってくださいました。そのお陰で通うのが苦になる所か、毎週日曜日の授業がすごく楽しみでした。

 

■いつでもなんでも相談できる環境が整っている

 ZeroPlusには、分からないところがあれば講師に質問できるSlackがあります。質問すると、ただ答えを教えてくれるのではなく、参考サイトを添えて丁寧に解説してくれます。私は課題と関係のない制作物のエラーでも、大変お世話になりました。更に、ZeroPlusを卒業した後も、このSlackは継続して活用することができます。今後学習を継続していく上で、メンターがいるような安心感が得られることは大きいと思います。

 

■学習習慣が身に付く

 ZeroPlusは週に1回授業があり、必ず課題が出されます。そのため、授業に出ていればいいという訳ではなく、個人でも学習をしなければなりません。とはいえ、授業のメモを取ったり講師の方に質問したりしていたので、私はほとんどの課題を90点以上で提出できました。ZeroPlus生の間で難しいと有名なJavaScriptの課題があるのですが、それも同期の人とzoomで一緒にやったことで乗り越えました。プログラミング学習を継続する上で必要不可欠な学習習慣が身に付けられることも、ZeroPlusの大きな魅力だと感じます。


 
注意点

■受講料が高額

 ZeroPlusに限らずプログラミングスクールは高額で、大学生にとっては厳しい値段だと思います。しかし、自己投資をしたことによって個人で案件を獲得できれば、十分元を取ることは可能だと思います。実際に私はZeroPlus受講と同時にプログラミングを始めましたが、約3ヶ月半で案件を獲得しました。物理的な金額でなくても、ZeroPlusに入って得られた経験や出会えた人などでもう十分元は取れたと感じています。

 

■オフラインとオンラインどっちを選ぶ?

私はコロナ禍に受講していたため、オンラインとオフラインの両方で授業を受けました。オンラインは、画面を共有して講師の方に随時確認してもらいながら進める形でした。そのため、分からない人は次に進む前に教えて頂けるので、置いていかれる心配はありません。しかし、レジュメと講師の方の画面、自分のコードの3つを行き来しながらなってしまうので、少し作業が大変でした。 一方でオフラインは、レジュメは教室の前にあるスクリーンに映し出される形で、4人くらいの講師が教室を回って進捗を見てくれます。東京に住んでいる私にとっては、オフラインを受講して良かったなと思います。

 

■挫折率は?

 プログラミングスクールに入る上で、1番心配なのは「挫折しないか?」ということだと思います。私も入る前は「英語が大の苦手だから、プログラミングは無理だ」と思っていたほど、プログラミングは未知の世界でした(実際に学習している現在は、プログラミングに英語力はほとんど必要ないと思います)。しかし、やればやる程実装できることが増えていくので、学習していくに連れて楽しくなっていきました。実際の同期だと、入学時は10人で卒業式を迎えたのは9人でした。単純に考えれば、挫折率は10%。プログラミング学習自体の挫折率が9割と言われている中でのこの数字は、ZeroPlusがいいスクールだと言える1つのデータだと思います。

 

■入った時期の運も左右する

  ZeroPlusの大きな魅力は同期ができることだと思います。私が入ったオフライン34期生は10人居ましたが、どうしても入った時期で人数の上下があるみたいです。しかし、自分がオンライン生だったら同じ時期に入ったオフライン生が、逆に自分がオフライン生だったら同じ時期に入ったオンライン生が必ず居ます。また、一緒に始めた人だけでなく卒業した先輩とも繋がることができます。なので、入って少なかなったからといって、そこで落ち込む必要はありません。

 

■能動的に受けないと、コピペで終わる

 これはZeroPlusに限らず、プログラミング学習をする上での注意点です。実際にプログラミングを勉強してみて、コピペでもある程度はできることが分かりました。しかし、一時その実装ができたとしても、自分の頭で考えなければ応用できません。最初の授業は実装されたことが嬉しくて、それで満足している部分がありました。しかし、このコードを書いたからこの実装ができたと、しっかり自分の頭で理解していくことが大切です。ZeroPlusは1番重要な基礎部分をしっかり丁寧に教えてくれるので、授業は1つ1つ集中して受けるとより成長できると思います。

 

 

 

まとめ

 想定よりだいぶ長くなってしまいましたが、纏めます。

 私はZeroPlusに入り、この半年間で大きく成長することができました。努力の矛先が見つかり、本当に毎日が楽しかったです。何も浮かばなかった自分の進路も、少しずつ考えられるようになりました。入ったことで出会え方も、たくさん居ます。これからは長期インターンに参加して、実戦的な経験を積むと同時にスキルを高めていきたいです。

 ZeroPlusはweb制作のスキルを身に付けるだけでなく、自分を変えるきっかけが欲しい人にもおすすめです。

 

 稚拙な文章をここまで読んで下さり、ありがとうございました。

 

 

 

menuのロゴ